中学受験を成功させる受験校選びのコツ〜東大合格に導くために〜

我が家の双子は、中学受験をし別々の中学校に行きました。タイトルを見ると、まるで「息子達が最難関中学でも行ったの?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。

しかし、中学受験を経験があって、大学受験で東京大学、東京医科歯科大学に合格できたと思います。

初めましての方はこちらも見てくださいね🤗

中学受験の受験校選びは大学受験を見据えましょう

中学受験をする場合、大学受験のことを考えておく必要があります。子供が将来にどんな夢を描いているのか、これを機会にじっくり聞いてあげてください。

偏差値が高い学校から見に行きましょう

我が子の偏差値を見て、「一番上の偏差値の学校なんてとんでもないから見に行かない」という方がいますが、私は最上位校ほど見に行くべきと思います。

なぜかと言うと、上位校の良さがわかると、他の学校には何が足りないのか、足りない部分は何で補っているのか、などがわかるようになります。

また、子供の学力の伸び幅は大きく、最後の受験期間になってぐんぐん伸びる子もいます。どんな状況になっても慌てないように、しっかり調べておきましょう。

学校見学の際のポイント
  1. 人気の理由
  2. 最難関国立大学進学率
  3. 部活動は盛んに行われているか
  4. 長期休暇の補習授業の有無
  5. 学生の雰囲気
  6. コロナ禍での学校の授業の工夫

中学、高校は大切な青春時代

偏差値の高い学校から見に行くことをお話ししましたが、次に重視する点は、子供が興味がある、夢中になっていることの部活動があるか、さらに、活動が盛んかどうかも大事なポイントです。

中高6年間は、心も身体も大きく成長する時期ですよね。学校にはクラス以外にも自分の居場所があることは大切なことだと思います。

部活動を重視する理由
  1. 勉強に行き詰まることがあったり、思春期ならではの悩み事があっても、好きなこと、興味があることが学校にもあると、学校に行くことが楽しくなる
  2. 部活動での仲間は、長い時間一緒に居るので、自然に進路や学習について話し合うことができる
  3. 部活動には、1人はいる優秀な子の生活や勉強方法を、身近に見て学ぶことができる

我が家の息子達は、幼少からサッカーに夢中でした。学校見学や説明会に行っては、サッカー部がの有無、人数、週に何日活動しているのか、大会での成績などを必ず質問しました。

6年後の大学受験を見据える

まず、6年後、「受験して難関国立大学を目指す」、「私立大学に行きたい大学がある」、または「海外の大学に進学を考えている」、など中学受験の際によく考えておく必要があります。

附属、系属、進学校、があります。6年後はどうしたいか、しっかり話し合っておきましょう。もう受験したくない、させたくない、ゆったりとした中高生活をと思うなら、附属校をおすすめします。

国立大学をと思う方、将来のことはまだ決めらないという方には、進学校をおすすめします。

ただし、附属校、系属校でも他大学への受験が多い学校もあります。推薦をキープしながら、他大学を受験出来るかなど、学校説明会の個別相談などで聞いてみましょう(私は聞きましたが、嫌な顔はされませんよ)😊

中学受験はスタートであってゴールではない

中学受験は、受験を経験するという人生の過点です。今後6年間という時間をかけて大学受験へと向かうスタートに立ったということです。中学入学してから、どう過ごすのかが、一番大切なのです

入学したらもう安心、ということはなく、一番大切なのは、実は大学受験なのです。

小学生のうちから「学力が足りない」と嘆く必要はない

第一志望の学校への学力、偏差値がたりないと嘆く必要はありません。まだ小学生の学力です。早咲きの子、遅咲きの子、それぞれ沢山います。中学に入学してから、6年間じっくり勉強しても、大学受験には充分間に合います。

そのためにも、子供に適した学校を見つけましょう。

中学受験するからには滑り止めは受けさせてあげましょう

中学受験は、国公立しか受験しないという方がいらっしゃいます。また、同じような偏差値の学校を何校も受けたり、こんなに低い学校なら近所の公立へ行くから受けない。と言う方もいらっしゃいます。

滑り止めに進学するかは、合格してから考える

それぞれ、ご家庭の考え方もあるでしょう。ただ、私の経験上の考えですが、行く行かないは後から考えることにして、絶対合格できる学校を一校は受験しましょう。全部不合格は、人生初めての受験では、かなりショックを受けるものです。

もし万が一、滑り止めの学校からしか合格がいただけなくても、子供にとっては今後の自信になります。そして、もし可能であれば、滑り止めの学校へ行くか、行かないかは子供自身に選択させてあげてください。

今後も自分の人生は、最後は自分で決断するということを経験させてあげましょう。

滑り止めも学校見学や説明会に行きましょう

実は我が家の長男(東京大学)は、中学は滑り止めの学校に進学しました。こんなことを行っては学校に怒られるかもしれませんが・・・。

ただ、学校見学と説明会には、念のために行っていました。3つ候補があり、全て見に行った中で、長男と次男に一番あっていると思ったので、実際に受験しました。

まとめ

私が今、息子達が東大、医科歯科に進学して思うことは、中学受験はとにかくスタートだということです。中学高校は6年間を、子供が青春を過ごす、大切な場所であるということです。

偏差値だけではなく、自分の子供がそこで楽しく過ごすことを想像できるか、しっかり見て選んでくださいね。