双子が比較されることをどう乗り越えてきたのか

双子

こんにちは。双子の母、かずみです。今日は比較されることの乗り越え方について書いてみます。

双子が気にする言葉

息子達が、小学生の頃から少しずつ気にし始めた言葉です。同じ学校にいると、走るのが速い、勉強、サッカー、学芸会の役、数えきれない程の比較が先生や友達からも聞こえてきます。

中でも二人が気にしていた言葉はもう一人の方が出来るんだね

こんなことを言われたと、比べられて下に落とされた方は、家で涙することもありました。双子で同時に生まれてきても、顔がそっくりでも、同じご飯を食べても、全て同じように出来る訳ではないのです。

親が子してあげられること

息子達が低学年の頃は、出来ないと言われたことに関して、私がカバーしようと必死になっていました。学校で宿題の計算ドリルや漢字ドリルをコピーして多くさせてみたり、

【進研ゼミ小学講座】 をとっていたので何度も繰り返しさせてみたり、音読の回数を増やしてみたり。

でもそれは、もっと「自分はできない方だ」と思わせてしまうと気づき、私がカバーすることはやめました。その代わり、自分で苦手だなと思うことや、少しもう一人より遅れていると思うことがあれば、自分で回数を増やしたり、先に出来たもう一人にやり方を聞いてごらん?と言うようにしたのです。

それでも、何か他の人に言われて悔しいと思う時は、「家で思いっきり泣いていい」と言いました。ただ寄り添ってあげることが大切だと気づいたのです。

別々の中学へ行ったら比較はなくなる?

息子達が別々の中学へ進学した理由の一つは、「比較されるから」ですが、中学へ進学したら比較が無くなったかというと、初めの半年ぐらいはあったようです。

双子だとわかると、中学受験で合格した学校に少々差があったので、また「もう一人の方が出来るんだね」がまた聞こえてきたようです。

これはどう乗り越えるのか、私もとても心配していました。

息子達の乗り越え方

「中学で何か言われたらどうしてるの?」と息子達に聞いたところ、

長男は『は要領がよくて、優秀だからオレの自慢なんだ』と言う。
次男は『結果はたまたまで、本当は自分よりも頭がいいんだ。特待合格だし、サッカーの強い学校に進んだんだと言う。と言っていました。

仲が良い兄弟には太刀打ちできないと思うのでしょうか。兄弟を褒めちぎられると、相手は何も言えなくなる。と言うことがわかったようです。

まとめ

こうやって、双子に生まれたことで起こった『比較の中で生きる』ことの苦悩は、多感な思春期には辛くて傷ついたり、泣いたりしていましたが、いつのまにか自分たちで乗り越えられるようになっていました。

おそらく、息子達も色々試したのだと思います。自分自身のことに集中する本『心を整える。長谷部誠』もよく読んでいました。

双子か大学生になると周りも大人になり、それほど言われなくなるようです。それに、比較され、傷ついて乗り越えた分、友達に双子や三つ子がいても、何をしてるとか、学校はどこかなどは一切聞かないそうです。勿論、友達から話してくれれば聞いて、多胎児あるあるをお互い話すようですが。