先日、中高一貫校に通う高校1年生の息子さんをお持ちの保護者の方から、予備校についてご相談を受けました。
とのことでした。
【答え】
大丈夫です!!直接連絡してみましょう
目次
大学生チューターの存在する意味を理解する
大学受験のための大手予備校には、ほとんど大学生のチューター(予備校の講義、生徒の学習のサポート役の大学生アルバイト)が、授業のサポートに入っています。
受験までの学習計画、予備校のテキストでわからなかった問題を聞いてみたり、大学の様子など気軽に聞くことができます。
受験を控えている高校生が、学習方法や受験の不安を気軽に話して相談できる体制が整っていることも、予備校に通う大きなメリットだと思います。
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予備校に通う理由を理解する
高校に入学すると、大学受験に向けて周りも動き出してきます。熱心に打ち込んでいる部活動と、学校の授業の予習復習で精一杯なのに、受験勉強もスタートしなければならず焦りが出てきます。
特に国立大学を目指している場合は受験科目も多いため、早めの準備が必要です。高校1年生からすぐに予備校へと焦らなくても良いと思いますが、もし一人で勉強していても、漠然としていて不安な場合は、予備校にアシストしてもらう方法もありだと思います。
悩みは先人に聞くべし
高校に入り大学受験が視野に入ってくると「受験勉強はいつまでに何を学習すればいいのか?」「勉強と部活の両立はどうすればいいのか?」「偏差値が一向に上がらないけど、自分の勉強方法があっているのか?」など悩みや不安がたくさん出て来ます。
保護者や学校の先生に聞いても、時代が違ってなんとなく分かりづらい・・・ということもあります。そこで私がお勧めするのが、「予備校のチューターに聞く」です。
せっかく予備校に通っているのですから、大変な大学受験を乗り越えた大学生にどんどん質問しましょう。
お子さんの数年後のなりたい未来の姿がそこにあるのですから、為になる貴重な話が聞けるはずです。
チューターに質問できない人の必殺技
高校生自身が自分からぐいぐい大学生のチューターに質問できれば、保護者は何も気を揉んだりしなくて済むのですが、現実は、人懐っこい性格でない限り、なかなか難しいものですよね。特に男子高校生(笑)
個人面談も年に数回していると思いますが、部活と重なり日程が合わない、実際面と向かって質問しづらいなどなど理由はたくさんあると思います。
そんな時は、「保護者が直接、予備校に相談してしまいましょう。」
遠慮して待っていても、何も解決しません。せっかく予備校に通っているのですから、
「担当のチューターに面談してほしい」
と予備校に連絡して、アポイントメントを取りましょう。
チューターも、高校時代に受験勉強が大変で、不安でいっぱいだった気持ちは、自分も通った道ですから理解しています。力になりたい、役に立ちたいと思っているはずですし、それも大事な仕事ですから、遠慮せずに聞いてみましょう。
こうして1、2度面談で話をすると、徐々に慣れて、気軽に質問できるようになります。試してみてください。
面談は、保護者だけではなくお子さんも同席しましょう
学習方法、学習計画、スケジュールなど、面談ではとても参考になることを聞くことができます。しかし実践するのはお子さんですから、面談は同席して、なるべくお子さん自身が質問しましょう。実際に高校生は保護者の話より、大学生の話をよく聞きます。
我が家の息子も、通っていた駿台予備校市谷校舎では、志望校の東京医科歯科大学医学部の学生、千葉大学医学部の学生であるチューターさんに学習方法、部活と勉強の両立について何度か質問や相談をしました。
志望校、部活、高校のレベルなど、共通点が多いチューターを探して、まずは話を聞き、良いと思ったところはどんどん真似をしましょう。
まとめ
以上、予備校の活用方法を理解できましたでしょうか。
- 大学生チューターの存在する意味を理解する
- 予備校に通う理由を理解する
- 悩みは先人に聞くべし
- チューターに質問できない人の必殺技
- 面談は、保護者だけではなくお子さんも同席しましょう
最後に先輩ママからのメッセージ
お子さんの予備校を上手に活用する方法は理解できたと思いますが、保護者の方の受験生のサポート方法は、予備校では聞くことができません。
なぜかというと保護者の先人が予備校にはいないからです。ママ友に聞いても同じような歳頃の子では、保護者の知りたい未来の道をまだ歩んでいないので、悩みを解決できず、意見も参考にはならないのです。
受験生のサポートは想像以上に大変です。早めに自分のお子さんが歩んでほしい未来の姿を、先に経験した先輩ママを探しておきましょう。
受験期はお子さんの1番の理解者であってほしいので、お子さんの不安な気持ちに動揺せず、一緒にあれこれ迷ったり悩んだリせずに、ゆったりお子さんに寄り添える保護者であってほしい、と願っています。
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【ご相談内容】
英語学習の進め方について予備校に相談したいけれど、息子ではなく保護者が直接連絡をとっていいものか、躊躇しています。