我が家の双子の中学受験が終わり、半年後の新しい生活に慣れた10月に夫に海外赴任の辞令が出ました。たくさん悩んで、話し合ったことを今日は書いていきます。
目次
最初の海外赴任先上海への辞令は、双子が中学生
双子の中学受験が終わり、それぞれの中学生活も慣れてきた頃の中学1年生の9月末ごろ、夫から「上海への内示が出た」と告げられました。
私は結婚した時から、国内外どちらにしても転居を伴う異動には全てついて行く気持ちでいました。ただ結婚して15年、双子が生まれて13年、都内勤務で転居がなく、初めての大きな異動が上海だったのです。
もうずっと都内勤務なのかな?と思い始めていたところに、海外への辞令は、「どうしよう?」の言葉しか出ませんでした。
一番悩んだことは、入学して半年の双子の中学校のことです。
会社で行われた海外赴任の為の説明会&相談会
辞令が出てすぐに、会社が海外赴任の辞令が出た本人と家族のために、説明会がありました。
説明会の主な内容
- 赴任先の生活状況
- 日本人の割合
- 子どもの学校生活の様子
- 趣味や特技を活かしたボランティアの勧め
相談会の主な内容
- 子どもの通う学校について(日本人学校か、インターナショナルスクールか)
- 学習環境(塾、公文があるか)
- 住居について
住居も学校も経済的にも心配はいらないけど、双子の学校が変わることが一番心配
海外赴任について行くメリット・デメリットを考えてみる
海外赴任について行くメリット
母
- 家族一緒に暮らせる安心感
- 海外で生活するという、貴重な経験が出来る
- 母国語以外の言葉を覚えることができる(英語、中国語など)
- 手当てが多く出るため、貯蓄が出来る
子ども
- 大学受験の頃まで海外赴任すると、大学受験を帰国子女枠で受験することができる
- 通っていた日本の私立中学は2年間休学することができ、同級生と同じ学年に戻ることができる
海外赴任について行くデメリット
子ども
- 学校を転校しなくてはならない
- 部活動の仲間や友人と帰国するまで離れなくてはならない
- 受験して入った私立中学を休学して、日本人学校(公立)に行かなくてはならない
母
- 就業中の仕事を辞めるか転職
- リモート可能な仕事を探す
海外赴任は給与が増えるって本当?
海外赴任は貯蓄を増やすチャンス
海外赴任になると、給与が増えたと聞いたことがあると思います。
これは、日本に税金を納めなくて良くなることが多いからです。主に所得税、住民税。これは、年間で考えるとかなり大きい額ですよね。
支払っていた税金分が手取りの給与に反映されるので、実は、貯蓄ができるチャンスなんです。我が家では、中学受験でかなり教育費がかかりましたが、夫が海外赴任してから、毎年払っていた税金分ぐらいは貯蓄することができました。
ただし、日本に持ち家、自動車を所有している場合は、固定資産税、自動車税はかかりますので、ご注意くださいね、
海外単身赴任は日本と2重の生活費がかかる
海外単身赴任では2重の生活費がかかり、貯蓄できないのでは?と思うかたもいらっしゃると思います。
しかし、海外赴任になると、普段の給与にプラスして手当が出ます。手当の種類は勤務先によって違いますが、例えば、住宅手当や単身赴任手当てなど。
税金がかからない上に、手当ても出るので、それほど心配は入りません。
日本円と外貨に分けて振り込みしてもらう
我が家の場合、給与、ボーナスは日本の預金に(日本円)で振り込みしてもらい、手当を海外の生活費にしていました。また、割合を選択することもできます。
例えば、給与の10%を外貨預金に、90%を日本円の預金へ振り込み。
など、生活の比重によって分けるといいと思います。
海外赴任に家族帯同か単身かを何度も家族会議した結果
海外赴任に帯同することは、とても貴重な経験ができることは、子どもたちも理解していましたが、受験して合格して、やっと慣れた中学校生活を変えたくないので、日本に残りたいと言いました。
二人とも6年後は国立大学受験を目指していたので、帰国子女枠の大学受験には魅力を感じることなく、日本で学習を積み上げていくことを望んだのです。
そして、夫は上海は日本から飛行機で3時間程で行き来できるので、単身で行くことに決めてくれました。
私と思春期の双子の息子たちと3人で日本に残り、長期休暇には上海に行って、プチ海外生活を体験することになったのです。
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