夫が上海に単身赴任なり、私と双子の息子たちは普段は日本での生活をし、学校の長期休暇には上海へ行く生活を送りました。
少しでも貴重な海外生活を体験しながら、日本での生活も大切にする。父親が単身赴任する中で、どう楽しく乗り切ったかを書きます。
目次
上海と日本でコミュニケーションをとる

Skypeは海外とも繋がれるコミュニケーションツール
夫が上海に赴任してからの家族のコミュニケーションはSkypeというインターネットテレビを利用していました。毎週土曜日、子供達と私は日本の自宅から、夫は上海のマンションから画面を通して1週間の出来事を話していました。
子供達は2人ともサッカー部に所属していたので、サッカーの試合結果や、学校でテストがあると結果などを1時間ほど話していたと思います。
夫からは、上海に来るときは日本から持ってきて欲しい物のリクエスト(日本のお菓子、レトルトカレーなど)や、上海での生活のことが多かったです。

昔のように手紙を書いて出したら1週間かかるということはなく、今はSkypeというインターネット電話で繋がれるので便利ですよね。お互い顔も見れるし、声も聞けるので、安心です。
朝食と夕食は母子3人で一緒にとる

忙しくても顔を見て食べる
子供が中学生になると、学校、部活、友人などの自分の社会ができ、家での口数は小学生の頃より少なくなることがありますよね。そこで、私が心がけていたことは、食事を一緒にとることです。
- 朝食は子供の顔を見て食べ、簡単に今日の予定を聞いてみる。「部活」など一言だけのこともあるかもしれないけれど、それで十分.
- 夕食では、今日の出来事を聞いてみながら、母親自身の日中の出来事を話してみる。「仕事で失敗した」、「クライアントに困った人がいた」、「今日は買い物に行ったら掘り出しもの見つけた」など、母も日々色々あるんだよと話すと、子供もつられて「授業中寝てたら注意された」「今日はサッカーで点をとった」など、話してくれました。
外食も時々は楽しむ
中学生の息子達は焼肉、お寿司が大好きで、部活がお休みの日、3人で待ち合わせて焼肉屋さん、お寿司屋さんに行くこともありました。
時々は私が好きなイタリアンのお店に行き、息子達とデート気分も味わいました。
子どもからの悩み事を打ち明けられた時は
思春期の子どもから悩み事を打ち明けられるなんて、またと無いチャンスです。母親や父親にだけ相談したのなら、できれば自分だけで子どもと話合い、解決してみましょう。
母は、自分の悩みを聞いてくれる信用できる人、と子どもは思ってくれます。黙って夫に話すのは絶対やめましょう。信頼関係が崩れます。
自分だけでは解決できない時のみ、「お父さんにも相談していいかな?」「お母さんだけでは、解決できないから、お父さんにも聞いてもらえる?」と正直に伝えましょう。
長期休暇は上海へ行き、プチ海外生活を体験する

息子達が長期休暇に入ると、スケジュールを調整して夫の単身赴任先の上海に行きました。平日は母子3人で、週末は夫も一緒に、観光、グルメ、買い物を楽しみました。
息子達の思春期を感じずに過ごせた
こうして日本での母子3人での生活を楽しみながら、時々上海に行き、生活をしてみることで、父親が一人で異国で不便な生活の中、仕事をしていることを尊敬して感謝の気持ちを持ってほしいと思っていました。
結果として、息子達は父親に感謝し、一人日本で子育てをする私にも、思春期独特の反抗的な態度をとるということはありませんでした。
こうして息子達は、少しでも海外生活を経験しながら、日本で部活と勉強という充実した中学校生活を送ることができました。
そして私にも、もしまた単身赴任でワンオペ育児になっても、工夫次第で楽しく過ごすことができるので、心配しなくても大丈夫という自信もつきました。
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